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■古葉切り■
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■古葉切り

古い葉を切る事で、花を美しく見せる、
株元にある新芽に十分光りを当てる事、株元に新鮮な空気が入りやすくする事で
病気の発生を防ぐなどの意味があると言われていますが、
私の個人的な意見としては必ずしも必要とは思いません。
これは一般的には業者の方が販売される際に傷んだ古葉を切り取り、
美しくみせるという美感上の観点からなされている事が多いのでは
と思われます。
一般的には、この時期古い葉を切ってもその後の成長には
影響しないと言われていますが、植物の生理として、
もし本当に必要無いのであれば自然に植物自体で落葉するのではないかと考えます。
古い葉であっても光合成は出来ると思いますので、
光合成をしている葉を敢えて切る必要は無いと思います。
クリスマスローズには球根、バルブなどの栄養を貯える場所はありませんから、
葉は大事な部分と考えます。
もし古葉を切られるようでしたら下記の点にご注意ください。
1、開花サイズの株でも、あまり新しい葉が出ていないような株
(古い葉と新芽だけの株)は新しい葉が展開するまでは
古葉を切らない方が良いと思います。
切るとしてもひどく傷んでいる葉を切るだけにすると良いでしょう。
もし古い葉があるために新しい葉が伸びきれないなどの場合は、
邪魔になる部分の古い葉を切る程度にした方がいいと思います。
2、有茎種(フェチダス、アーグチフォリウス、リヴィダス)、
またステルニーなどの交雑種、ニガーなどはいたしません。
ハイブリッドの1年苗の葉も切りません。
3、作業は雨の日は避け、晴れた日にすると切り口が早く乾き
病気の発生率が下がります。

■古葉切りの注意点
クリスマスローズはハサミの使い回し等でウィルス性の病気が
伝染する事がありますのでこの作業の際は必ず下記のように
ハサミの消毒をしてください。
1. ハサミを水洗いする。水洗い後、タオルでよく拭きます。
2.
ハサミをレンテミンの原液(住化タケダ薬品)、または
第三リン酸ナトリウム(株式会社 東薬)の10倍液に20分漬けます。
3. その後、ライターで刃を炙ります。
(剪定前の姿)
4. 古葉を傷んでいる葉から順に切ります。
5. ハサミを水洗いします。
6. (剪定後の姿)
痛みの少ない葉は残します。
7. この株はもう蕾が上がってきています。
開花まであともう少しです。

この1、2、3、5の作業は一株ごとにします。
株がたくさんある場合はハサミを複数用意し、
ローテーションを回すと時間の短縮になります。
大事な株の場合、ウイルス性の病気に感染しないようにする為には、
なるべく葉を切らないようにするか、
またはハサミではなく手で折るというやり方もあります。
どちらにしても葉がひどく傷んでいるなどの場合以外は
自然に枯れるのを待っても良いと思います。



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