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■12月■

--今年蒔いた種の場合--

蒔いたばかりの種子に関しては日陰の雨露の当たらない所で湿度を調整しながら
管理しましょう。
水やりの目安は表土の色が変わってきましたら
(乾燥して表面の土の色が変わりはじめたら)
たっぷりあげましょう。
またポットに受け皿を置かれる場合は水やり後、皿の水は捨てましょう。
多湿は腐敗の原因になります。
また2週間に一度ベンレート1000倍液にて消毒しましょう。
また寒い日も霜柱がひどい時などでなければ室内に取り込まず戸外で管理しましょう。


--去年蒔いた種の場合--

ハイブリッドでも早い種類は12月から発芽が始まります。
発芽が始まりましたらポットを日当たりの良い所へ移動して日に良く当てましょう。
日陰で管理しますと芽がモヤシ状になり病気にかかりやすくなります。
また立ち枯れ病を防ぐため、2週間に一度ダコニールの1000倍溶液で
消毒する事をお奨めします。
また寒い日も霜柱がひどい時などでなければ室内に取り込まず
戸外のなるべく暖かい場所で管理しましょう。
この時期は日当たりの良い場所で管理しましょう。

※クリックすると大きな写真が見れます。

--苗、開花株の場合--

この時期花芽がどんどん大きくなってきます。
中には蕾がはっきり見える株もあります。
  

■置き場所
寒さが厳しくなってきています。
北風が当たる場所にある株などは風のあまり当たらない場所に移動しましょう。
この時期は日光に十分当てましょう。
この時期、日照が不足すると新芽の徒長の原因になりますので気を付けましょう。
この時期は気温が低くても空気が乾燥している為、水が乾きやすくなっています。
天気の良い日は1日1回、午前中に水やりをします。

この時期は日当たりの良い場所で管理しましょう。

■作業
この時期にする作業としては、ハイブリッドの古葉切りがあげられます。
これは古い葉を切る事で、花を美しく見せる、
株元にある新芽に十分光りを当てる事、株元に新鮮な空気が入りやすくする事で
病気の発生を防ぐなどの意味があると言われていますが、
私の個人的な意見としては必ずしも必要とは思いません。
これは一般的には業者の方が販売される際に傷んだ古葉を切り取り、
美しくみせるという美感上の観点からなされている事が多いのでは
と思われます。
一般的には、この時期古い葉を切ってもその後の成長には
影響しないと言われていますが、植物の生理として、
もし本当に必要無いのであれば自然に植物自体で落葉するのではないかと考えます。
古い葉であっても光合成は出来ると思いますので、
光合成をしている葉を敢えて切る必要は無いと思います。
クリスマスローズには球根、バルブなどの栄養を貯える場所はありませんから、
葉は大事な部分と考えます。
もし古葉を切られるようでしたら下記の点にご注意ください。
1、開花サイズの株でも、あまり新しい葉が出ていないような株
(古い葉と新芽だけの株)は新しい葉が展開するまでは
古葉を切らない方が良いと思います。
切るとしてもひどく傷んでいる葉を切るだけにすると良いでしょう。
もし古い葉があるために新しい葉が伸びきれないなどの場合は、
邪魔になる部分の古い葉を切る程度にした方がいいと思います。
2、有茎種(フェチダス、アーグチフォリウス、リヴィダス)、
またステルニーなどの交雑種、ニガーなどはいたしません。
ハイブリッドの1年苗の葉も切りません。
3、作業は雨の日は避け、晴れた日にすると切り口が早く乾き
病気の発生率が下がります。

■古葉切りの注意点
クリスマスローズはハサミの使い回し等でウィルス性の病気が
伝染する事がありますのでこの作業の際は必ず下記のように
ハサミの消毒をしてください。
1. ハサミを水洗いする。水洗い後、タオルでよく拭きます。
2.
ハサミをレンテミンの原液(住化タケダ薬品)、または
第三リン酸ナトリウム(株式会社 東薬)の10倍液に20分漬けます。
3. その後、ライターで刃を炙ります。
(剪定前の姿)
4. 古葉を傷んでいる葉から順に切ります。
5. ハサミを水洗いします。
6. (剪定後の姿)
痛みの少ない葉は残します。
7. この株はもう蕾が上がってきています。
開花まであともう少しです。

この1、2、3、5の作業は一株ごとにします。
株がたくさんある場合はハサミを複数用意し、
ローテーションを回すと時間の短縮になります。
大事な株の場合、ウイルス性の病気に感染しないようにする為には、
なるべく葉を切らないようにするか、
またはハサミではなく手で折るというやり方もあります。
どちらにしても葉がひどく傷んでいるなどの場合以外は
自然に枯れるのを待っても良いと思います。

■肥料
鉢植えの場合、この時期肥料切れを起こしやすいので注意します。
リン酸分の多い緩効性化成肥料を施します。
また1〜2週間に1回、ハイポネックスの1000倍液を水代
わりにあげるといいでしょう。
地植えの場合は特に必要ありません。


■植え替え
この時期植え替えは致しません。
但し、新しく購入した1年苗などは早く鉢を大きくしてあげた方がその後の成長がいいです。
この場合、土は落とさず6号鉢に植えてください。
植え替えにつきましてはまた別の月のところで詳しく説明いたします。

■マルチング
12月〜2月の間、地植の株などには敷きワラや落葉樹の落ち葉などでマルチングを
する事で、寒さから株を保護します。


■病害虫対策
この時期、病害虫はあまり発生いたしませんが、アブラムシが葉裏、
蕾の内側に隠れている場合がありますのでマメにチェックし、
見つけたら捕殺しましょう。
アブラムシはブラックデス等のウィルス性の病気の媒体になると言われていますので
注意が必要です。




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