-->
Ohgi Nursery Blogはこちらから≫

■5月■


長い間楽しませてくれた花も終わり新しい葉が勢い良く伸びてきています。
膨らんできていた子房から種がこぼれはじめてきます。
5月末になり気温が上がってきますと成長が鈍化してきます。

 
大きくなった子房。左:ガーデンハイブリッド、右:チベタヌス


5月の管理

--今年蒔いた種の場合--

今月の管理は基本的に前月と同じです。

蒔いたばかりの種子に関しては日陰の雨露の当たらない所で湿度を
調整しながら管理しましょう。
水やりの目安は表土の色が変わってきましたら
(乾燥して表面の土の色が変わりはじめたら)
たっぷりあげましょう。
ポットに受け皿を置かれる場合は水やり後、皿の水は捨てましょう。
多湿は腐敗の原因になります。
また2週間に一度ベンレート1000倍液にて消毒しましょう。


--去年蒔いた種の場合--

3月になり本葉が出揃ってきた苗もこの時期になりますとポットに
根がまわり成長が鈍化しますので、まだポット上げをしていない場合は
なるべく早くポット上げをしましょう。
ポット上げが遅れますとその後の成長に影響大ですので、
本葉が出揃いましたらなるべく早くポット上げを済ませるようにします。
ポット上げについてはこちらを参照してください。

ポット上げ後10日〜2週間しましたらハイポネックス等の液体肥料を
1000倍〜2000倍に薄めて週1回程度水代わりに上げましょう。
肥料は成長が休止する今月末まで続けると良いでしょう。
ポット上げした苗は水を切らさないよう充分注意しましょう。
ポット上げして間もない頃に水を切らしますと枯死の原因になります。
また過湿も根腐れの原因になりますので、ポットの乾き具合を
確認しながら水やりをしましょう。


--苗、開花株の場合--

徐々に日射しが強くなってきています。
この時期、新芽も展開し水が切れやすくなりますので水切れ
しないよう注意しましょう。
またこの時期の肥培は来年の開花に影響を及ぼしますので、
肥料切れしないよう気を付けましょう。
交配後約2カ月で膨らんできた子房から種が落ち始めます。
種が落ちてしまいますと、せっかく交配をしても親が分からなくなって
しましますので種が落ちる前に袋を掛けます。
袋掛けについてはこちらを参照してください。


また4月に引き続き、種子を採取する予定でない株は早めに
花茎ごと切るか、または花首部分で切りとります。
種子をつけたままにしておくと株を弱らせる原因になり、
場合によっては翌年の開花に影響を与えます。



■置き場所

この時期はまだ日光に十分当てましょう。但し、日ざしが強い
場所の場合、日除けをするか風通しの良い明るい陰へ移動しま
しょう。
下旬になり日ざしが強い場所に置いた株は新芽が伸びてきている為、
水が切れやすくなりますので、水切れしないよう充分気をつけましょう。
天気の良い日は1日1回、午前中に水やりをします。
この時期は成長期なので水切れしやすいので、水切れしないよう
充分に気をつけましょう。


■肥料

鉢植えの場合、この時期肥料切れを起こしやすいので注意します。
リン酸分の多い緩効性化成肥料を施します。
また1〜2週間に1回、ハイポネックスの1000倍液を水代わりに
あげるといいでしょう。
来年良い花を咲かせる為にもこの時期の肥培は重要です。
肥料切れしないよう注意しましょう。
地植えの場合は特に必要ありません。


■病害虫対策

この時期、ブラックデス等のウィルス性の病気の媒体になると
言われているアブラムシ、スリップス等が活動が活発化してき
ますので注意が必要です。
葉裏や蕾に隠れていないかマメにチェックしましょう。
また定期的にオルトランなどの殺虫剤を定期的に散布すとと良
いでしょう。


春の新芽が展開する季節と秋の新芽が展開する季節になりますと、
新しい葉に写真のような症状が出る場合があります。
ブラックデス(黒死病)、ウィルス病(モザイク)の場合は
現在のところ有効な治療方法はありません。
そのままにしておきますと、他の株へ病気が伝染する原因に
なりますので見つけましたら直ぐに破棄してください。
病気が罹っていた株が植わっていた鉢は再利用しない方が無難です。

またこの時期ベト病も発生しやすくなります。
ベト病は治療出来ますので、症状が悪化しないうちに症状の
現れた葉を切り取り殺菌剤を散布してください。
但し、症状が出た株は伝染を防ぐためにも他の株より隔離してください。

・ウィルス病(モザイク)
 

・ブラックデス(黒死病)
 

・ベト病
 




当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。全ての内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。
Copyright 2004-2005 Ohgi Nursery. All right reserved.